日本水道協会令和元年度全国会議(水道研究発表会)で発表しました。
公開日:2019年11月15日
水道研究発表会でマルチガスケットについて発表しました。
11月6〜8日、函館アリーナサブアリーナ、花びしホテルにて、令和元年度日本水道協会全国会議(水道研究発表会)が開催されました。 函館水道展と同時開催される発表会で、9つの会場で3日間、過去最多の488編の研究が発表され、全国から多くの方が訪れました。
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今回は、耐震補強形ガスケットの開発 -フランジ継手部の耐震性の確保- について発表しました。
発表内容はこちらをご覧ください。
『 耐震補強形ガスケットの開発 』 −フランジ継手部の耐震性の確保−
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大地震発生後の調査では、配管フランジ接続部からの漏水が数多く報告されています。 原因として、地震の外力によるものと管内の圧力変動によるものの2つが考えられています。 その課題を解決するために、開発した芯金入りフランジ接合部材「マルチガスケット」の耐震性の検証について発表しました。
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衝突試験、促進劣化水密試験などの評価試験を行い、フランジ短管に衝突反力が加わった場合や経年劣化した状態で高い水圧を受けた場合でも、ガスケットの破損を防ぎ、水密性を維持できることを報告。
芯金の内蔵と環状突起と溝構造を持つ「マルチガスケット」が、フランジ接続部の耐震補強に寄与することについて発表し、多くの方にご清聴いただきました。
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