水道研究発表会で耐震補修弁について発表しました。
10月25〜27日、高松シンボルタワーとサンポートホール高松にて平成29年度日本水道協会全国会議(水道研究発表会)が開催されました。高松水道展と同時開催で、9つの会場で3日間、さまざまな研究が発表され、全国から多くの方が訪れました。
今回は、耐震補修弁について発表しました。
発表内容はこちらをご覧ください。
『 耐震補修弁の開発 』
地震による被害は、管路以外に消火栓や空気弁などの付属設備にも広がり、その損傷部位の半数以上はフランジ部付近であることが確認されています。地震が発生すると、地盤と管路の相対変位により弁室内の消火栓や空気弁が室壁に衝突することがあります。その衝突の反力により、フランジ部からの漏水や破損が起こり、消火活動や応急復旧に支障をきたすことがあります。
その状況を解消すべく、補修弁に衝突反力を吸収するための伸縮可とう継手構造を一体化。フランジ部付近への負荷を軽減し、地震発生後も補修弁としての作動性、止水性を維持することが可能な耐震形補修弁の開発について発表し、多くの方にご清聴いただきました。