地域未来牽引企業とは、「地域経済の中心的な担い手となりうる者」として、経済産業大臣に選定された事業者のことで、2017年に開始され、全国で4743者が選定されています(2020年10月時点)。
清水合金製作所は制度開始の2017年に認定清水合金製作所は、水の安定供給体制の確立に寄与する企業として制度開始の2017年に選定されました。 選定された企業は、地域での役割と地域経済を牽引する目標を設定し、その実現に向け事業活動に取り組むことが求められます。また経済産業省からは取り組みについて支援を受けることができます
地域未来牽引企業選定証
地域未来牽引企業サミット in 会津若松
2018年4月14日
彦根市を中心とするバルブメーカーと関連会社からなる彦根バルブは、地場産業として130年を超える歴史を誇っています。清水合金製作所は、水道用バルブメーカーとして、彦根バルブの活性化と地域産業の発展のため、創業以来70年以上にわたり取り組んできました。
2. 耐震バルブでライフラインを守る取り組み大きな地震により水道管路が被害を受けて断水すると、たちまち生活に支障をきたしてしまいます。清水合金製作所が造る耐震バルブは、水道管とともに管路全体を耐震化することでライフラインである水道を守る大切な役目を担っています。
3. 安心・安全な水を安定供給するための取り組み近年、山間地や離島などの小規模集落では、人口減少や技術者不足による水道施設の維持、地震や豪雨による災害発生時の給水確保など、さまざま課題を抱えています。その課題を解決するために清水合金製作所では、可搬式膜ろ過装置「アクアレスキュー」をはじめとする浄水装置の製造・販売・レンタルを展開しています。
コンパクトながら取水~浄水、逆洗まで自動運転が可能なアクアレスキューは、安心・安全な水の安定供給に寄与する装置として全国各地でご採用いただいています。
彦根の地場産業であるバルブ事業の地の利と多品種少量生産に柔軟に対応するマーケットインの生産体制を整え、耐震化製品、浄水装置などを通じて、水道インフラの充実、地域の発展のために取り組んで参ります。