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清水合金製作所のSDGsな活動
SDGsとは

SDGs(Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標)は、「誰一 人取り残さない」持続可能でよりよい社会の実現を目指す世界共通の目標です。2015年の国連サミットにおいて全ての加盟国が合意した「持続可能な開発のための2030アジェンダ」の中で掲げられました。2030 年を達成年限とし、17のゴールと169のターゲットから構成されています。

安全な水とトイレを世界中に / 住み続けられるまちづくりを

清水合金製作所では、地震や台風などの災害時でもライフラインを守るために、各事業体と災害時の水道資機材の提供契約を結び、災害などの緊急時には即時バルブを発送する仕組みを整えています。

2016年の熊本地震、2018年の西日本豪雨災害時には、浄水装置「アクアレスキュー」をすばやく現場に運び、給水活動を行いました。小規模水道での高濁度やクリイプトスポリジウムが発生した際には、可搬式浄水装置「アクアレスキュー」のレンタルで提供するなど、支援体制を整えています。

【災害時における応急給水協定締結事業体】
 ・滋賀県彦根市様

その他、耐震化製品のラインナップを充実させ、地震に強い管路の構築に努めています。


熊本地震発生時にはアクアレスキューを現場に運び、給水活動を行いました。

緊急時に小学校のプールの水をろ過して飲料水として使用するために、アクアレスキューを納入。

震度7クラスの地震に耐える「耐震補修弁」、1枚であらゆるフランジに対応し漏水事故を防ぐ「マルチガスケット」、応急給水や洗管、水圧測定などさまざまな用途に使える空気弁「ラクエア」、古い地下式消火栓を延命・補強する消火栓用補強金具「カロック」など、耐震化製品を多数開発しています。

海の豊かさを守ろう

本社のある滋賀県には日本一の湖、琵琶湖があります。 琵琶湖は約400万年前にできた湖で、世界に20ほどしかない古代湖の1つです。275億トンもの貯水量を持ち、近畿1450万人もの生活を支えています。また、万葉集では「淡海乃海」(近江の海)と詠われた歌があるように、琵琶湖は「海」であり、大切な資源です。

清水合金製作所では、大切な資源である近江の海、琵琶湖を守るための活動を展開しています。

近江の海を守る清掃活動

7月1日の「びわこの日」にちなんで開催される清掃活動に参加。
10年、20年、さらにその先の未来で琵琶湖がきれいで、人々の生活を支えられるよう、これからも環境保全活動を行って参ります。

つくる責任 つかう責任

清水合金製作所では、電動弁や遮断弁、水処理製品などのメンテナンスにも力を注いでいます。製品を知り尽くした弊社社員がメンテナンスを行い、お客様からのご要望にきめ細やかな対応をしています。
製品は資源であり、メンテナンスをすることで長期間安心してお使いいただけるだけでなく、廃棄物を減らすことにも繋がります。

また、社内では環境管理委員会を中心として環境活動に積極的に取り組んでいます。ISO14001の認証取得をはじめ、工場内・事務所内電気のLED化、工場内リフトの電動化、ゴミや管の切れ端や古い金属部品等も再利用できるよう、廃棄物を細かく分別し専門業者への引き渡しをしています。
最近では社内業務においてもペーパーレス化を目標にかかげ、二酸化炭素の削減にも取り組みはじめています。

清水合金製作所は、メーカーとしての責任を果たすべく環境負荷低減活動を展開していきます

メンテナンスによる製品の長期使用と積極的な環境活動
質の高い教育をみんなに /
産業と技術革新の基盤をつくろう
/ パートナシップで目標を達成しよう

彦根市の地場産業として、バルブ、仏壇、縫製があります。
バルブは主に上下水道、工業用水、農業用水などの配管で使われる水道用バルブ、製鉄、ガス、食品、電力、石油など工場で使われる産業用バルブ、タンカー、客船、貨物船など船の配管で使われる船舶用バルブがあり、あらゆる場所で活躍しています。
彦根市には現在、27社ほどのバルブメーカーと70〜80もの関連企業が集まり、全国唯一のバルブ一大産地となっています。

清水合金製作所は、彦根の地場産業であるバルブを扱うメーカーとして、地場産業の発展・活性化に繋がる開発、未来を担う世代のための人材育成を通じて地域貢献できるよう積極的に取り組んでいます。


彦根の地場産業、バルブについての講義・実験や実習を行っています。
“人財” 育成で地域に貢献

地域の産業界、地方公共団体と専門高校の産官学が一体となり、地域の継続的成長のために、最先端の職業人材育成システムの構築を図る、次世代地域産業人財育成刷新事業『マイスター・ハイスクール事業』に弊社社員が産業実務家教員として地元の工業高校に派遣されました。

バルブの技術ノウハウを活かした教育を通じて、次の地場産業の創造につながる、高い専門性を持った最先端の技術人を育てられるよう取り組んでいます。

マイスター・ハイスクール(次世代地域産業人材育成刷新事業)について:文部科学省ホームページ


水道産業新聞 2020年3月30日 第5402号より抜粋
産官学で技術革新を

滋賀県東北部工業技術センター、大阪産業大学との産官学の共同研究でキャビテーション抑制形バタフライ弁「耐キャビバタ」を開発しました。

弁体の設計から、試作、性能試験の工程で、それぞれの専門的知識を活かして、最適流量の制御と、騒音・弁体破損の原因となるキャビテーションの抑制を両立したバタフライ弁を製品化しました。

これからも産官学で協力しあう体制をつくり、多様化・高度化するユーザーニーズに応える製品開発を行って参ります。

未来を担う子供たちのために

「子供を支える・地域に繋げる」をコンセプトに地元のキッズスイマーを応援する活動、「キッズスイマー」スポンサーシップに協賛いたしました。
地元滋賀県内のイトマンスイミングスクールに通う子供たちへの支援を通じて、地域(貢献)に繋げる活動です。

未来を担う「子供たち」、地域の「イトマンスイミングスクール様」、スポンサー「企業」が繋がり、3つすべてが良い影響をもたらす、まさに近江商人の考え方『三方よし』の関係を築くものです。

『滋賀県から世界へ。未来を担う子供たち』を応援し、地域の発展に寄与してまいります。


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