次世代地域産業人材育成刷新事業「マイスターハイスクール事業」の企業連携として、令和5年度から本格的に実施される企業派遣デュアルシステムを前に、2022年4月~2023年1月の間、滋賀県立彦根工業高校から選抜された機械課3年生4名の方が、専門技術を学びながら、生産改善や製品改良などの課題をテーマとして弊社各部門の担当者とともに課題解決に取り組んだ「デュアルシステム試行の報告会」が行われました。
デュアルシステムとは、将来有能な人材を育成するため、学校と地域の企業・大学が連携し、専門技術について学ぶ仕組みのことです。
概要説明 産業実務家教員の橋岡がマイスターハイスクール事業の概要や取り組みについて説明 |
地震発生時の空気弁部品破損における対策部品 の開発設計を研究 |
テーマ:除濁用ろ過材の最適洗浄方法の研究 繊維に付着した砂や汚れを効率よく洗浄する 方法を研究 |
テーマ:SPS改善の道具を用いた課題解決手法習得 製造ラインの現状分析から問題点を抽出・改善し、生産性を向上する方法を研究 |
テーマ:画像解析技術を用いた不具合流出防止法習得 組立検査工程での製品確認作業を、AIプログラミングの画像認識を用いて自動判定する装置を研究 |
質疑応答 約1年間の取り組みを終えての感想や今後の目標 |
彦根工業高校4名の方の真剣な取り組みは、どれもレベルの高いもので、すばらしい成果として発表されました。
また、若い学生の方と一緒に働いたことで、新たな視点の発見など弊社社員の刺激にもなり、実りのある発表会となりました。