水道研究発表会で耐震補修弁について発表しました。
10月24〜26日、福岡国際会議場にて平成30年度日本水道協会全国会議(水道研究発表会)が開催されました。福岡水道展と同時開催される発表会で、9つの会場で3日間、さまざまな研究が発表され、全国から多くの方が訪れました。
今回は、耐震補修弁の開発(2) -付属設備としての耐震性の検証- について発表しました。
発表内容はこちらをご覧ください。
『 耐震補修弁の開発2 』−付属設備としての耐震性の検証−
昨年の水道研究発表会で耐震補修弁の開発について発表した続編として、実際の地震を再現した加速度による振動試験と消火栓本体を室壁に衝突させた試験を行い、耐震補修弁の付属設備としての耐震性能の検証について発表しました。
耐震補修弁の伸縮可とう構造により、兵庫県南部地震の最大加速度0.834Gでの振動試験において、振幅が増大することなく損傷しないこと、また、弁筐衝突試験においても、可とう部が衝撃を吸収することで総変位量278.6mmでも漏水・損傷しないことを確認。耐震補修弁を用いた場合、付属設備が守られることについて発表し、多くの方にご清聴いただきました。