本社のある彦根市にも春が訪れ、彦根城の桜が見頃を迎えています。
彦根城は、徳川家康の命により、日本一の湖、琵琶湖のほとりにある彦根山(金亀山)に井伊直継が1604年(慶長9年)着工、1622年(元和8年)に完成したお城です。
天守は3階3重の屋根を持ち、美しい外観が特長です。1952年(昭和52年)には附櫓及び多聞櫓と併せて国宝に指定されました。現在、国宝に指定されている天守は、彦根城の他には4つ(姫路城、松本城、犬山城、松江城)のみです。
表門や大手門から入ると、本丸の前に天秤櫓と廊下橋が見えてきます。天秤櫓は櫓が左右に天秤のようにありますが、向きが違う面白い造りになっています。また、廊下橋は「落とし橋」とも言われ、戦いの際、橋を壊して、敵からの侵入を防いだそうです。
この場所は、よく時代劇の撮影にも使われています。
彦根城は、江戸時代以前に建てられた天守で現在も残っている「現存天守12城」の1つで、日本100名城にも選定されるなど、大変貴重な建造物です。
桜とともにご覧になると、とても歴史と風情を感じられると思います。
是非、彦根にお越しください。