耐震性、耐久性、施工性にすぐれた |
両受形 |
受挿し形 |
平成7年の阪神淡路大震災、平成16年の新潟県中越地震、平成23年の東日本大震災など、近年の日本はまさに地震の活動期に入っています。今後も東海地震をはじめ、大地震発生の可能性が高まっています。
大地震発生における、水道・電気・ガスなどのライフラインの確保は、最重要課題です。また、現在の水道は更新時期を迎えており、耐震化への取り組みが国を挙げて進められています。
そこで、今、新耐震管として最も注目を集めているのが、GX形ダクタイル鋳鉄管です。この鋳鉄管は、耐震化はもちろんのこと、管路の長寿命化、施工性の良さから、採用が広がりつつあります。
そのGX形ダクタイル鋳鉄管に対応するソフトシール仕切弁が「GXソフト」です。
GX仕様とは
耐震ソフトシール仕切弁として定評のあるNSソフトと同等の耐震性を持ちながら、施工性、防食機能を向上させた異形管継手構造です。
1.メカニカル接合で施工性が向上 2.T頭ボルト本数がK形の半分 3.メタルタッチよってT頭ボルトの締付時のトルク管理が不要 |
図は、日本ダクタイル鉄管協会パンフレットより
パイプラインの耐震化
パイプラインをGX形継手で統一できるため、一様な耐震性と施工性、長寿命化を実現します。
防食機能
弁箱外面は、 亜鉛合金溶射+封孔処理+合成樹脂塗装の耐食仕様となっています。
部分的に鉄部が露出しても、耐食層の自己防食により防食機能を維持します。
外面耐食塗装 |
自己防食メカニズム |
図は、日本ダクタイル鉄管協会パンフレットより
防食性能試験
試験前 | 120日後 |
複合サイクル試験機を用い、JIS K 5600 7-9 サイクル腐食試験方法にあるサイクルAの試験を行いました。120日後でも赤錆の発生は見られず、防食性能が維持されていることを確認しました。 詳しくは、技術資料:「GXソフト 外面耐食塗装における防食性能試験」を参照ください。 |